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■HGST製HDDの静音化

いつもご覧頂きまして有難う御座います。

株安・円高、いやはや大変な事になっております。

実はBTOパソコン業界は円高は基本ウェルカムなのです。
以前にも触れたような気がしますが、パソコンパーツはほぼ100%輸入品です。
故にパーツの価格は下がり傾向なりますので、
お客様によりお安くパーツをご提供できる
からなんですね。

ただ株安はいただけません。株価は国の経済のバロメーターです。
株価が安いということは国の経済に元気がないということ。
という事は『パソコンなんてものにお金を使ってる場合じゃない』とお客様の財布の紐が
硬くなってしまいます。難しいもんです。

閑話休題、円高傾向によって拍車が掛かった感じがあるのが、HDDの価格低下です。
最近は1TB(1テラバイト)のHDDも1万円を切るようになってきました。
そこで私、パーツ副将軍もそろそろデータ用のHDDが小さくなってきましたので、
だいぶ久しぶりにHDD(というかPCパーツ?)を買うことにしました。

先ずはメーカー選びですが、今回はデータ金庫用ということで速度は特に必要でないので、
信頼性が高く、静かな物を選びます。
その結果、通常状態でも比較的音が小さい、日立グローバルストレージ(HGST)製を選ぶことにしました。
その中でも信頼性を重視してエンタープライズ向けの「UltraStar」シリーズですよ。奮発奮発。

早速装着してみましたが、やっぱり静かですね。
主観にはなってしまいますが、音量的にいうとこれぐらいの物は他社の製品でもあるかもしれませんが、
なんというか、音質的に耳に入りやすい音が少ない
気がします。

そんな静音性に優れたHGST製のHDDですが、純正のあるツールを使用することで、
更なる静音化が図れる
のです。
今回はその静音化ツールについて書いていきたいと思います。

先ずは第一段階として、HGST社のサポートページからツールをダウンロードします。
URLはこちら。http://www.hgst.com/hdd/support/download.htm

開いたウェブページに『Feature Tool 』というのがあると思います。
これがそのツールになります。

ダウンロードの項目に4つぐらいありますが、今回は起動可能なCD-ROMを製作してやっていこうと思いますので、下の画像の反転している部分の『CD image』という部分を実際のホームページでクリックしてください。
tooldownload.jpg

すると拡張子が『.iso』のファイルがダウンロードできると思います。
このファイルはCD-Rに焼きこむ際のイメージファイルですので、CD-Rの書込みソフトがインストールされていれば、
ダブルクリックすると書き込みソフトが立ち上がり、後は空メディアを入れ、書込みボタンを押すだけの状態になると思います。

上手くCDを作成できましたら、作ったCDから起動を行います。
マザーボードのBIOSでCD-ROMから起動する設定にします。
これはお使いのマザーボードにより設定は異なりますので、取扱説明書をご覧下さい。
下の画像もご参考下さい。
CIMG2361.jpg

作成したCDから起動すると、下のような画面が表示されます。
CIMG2362.jpg
使用許諾画面ですね。とりあえず了承しないと何も始まりませんので、
『I agree』(了承)を選択します。因みにこの画面から既にマウスが使えますよ

HDDのスキャンが始まり、HDDを認識し始めます。
上手くHDDを認識すると下のような画面になります。
CIMG2363.jpg
因みに他社製のHDDや複数台の場合も認識しますが、
設定したくないドライブを間違って設定してしまったり、他社製の場合は不具合が生じる場合がありますので、実施の際は設定するドライブ一台だけにするほうが無難だと思います。

では早速、設定をして行きます。

先ずは上部のメニューから、『Features』を選択します。
すると下の画像のようなメニューが開きます。
CIMG2364.jpg
開いたメニューの一番上、『Change Acoustic Level』を選択します。
更に下の画像のような画面が開きます。
CIMG2365.jpg
この画面がHDDの静音モードを設定する画面です。
下部のバーで速度重視から静音重視まで設定を変える事ができます
先ずはこのバーを有効にする為に、左上の設定ボタンの一番下の『Enable』に変更します。
するとバーを操作する事ができるようになります。

次に『Test』ボタンを押すとHDDを動作を始めます。
この音を聞きながらバーを『Quiet』の方向に変えていきます

少しづつ変えていってもあまり音は変わらないのですが、真ん中を過ぎたぐらいから、
劇的に音が小さくなるポイントがある
と思います。

ここが静音モードへの切り替え点です。

更に左へ振っていく事もできますが、此方もあまり変わらないと思います。
ご自身で聴かれて一番静かに感じるところで止めるのが良いでしょう。

さてこの一連の作業ですが、鋭い方はもうお分かりかもしれませんが、
HDDの動作を意図的に遅くしてやって、動作音を低減しています。
つまりは多少標準状態より、読み込み速度が遅くなってしまいます

私のようにあくまでもデータの置き場所と考えている方にはよいですが、
OSが入ったシステムディスクとして使用されている方はパソコンのパフォーマンスが落ちる可能性が
あります
ので、注意をしてください。

音に関してですが、多くの方が体感できるぐらいに静かになると思います。
裸の状態だとケースに入れると多少聞こえてしまいますが、HDD静音ケースなどに入れると、
殆ど聞こえなくなるのではないかと思います



では、そろそろテストのお時間ですが、
音量に関しては計る環境や主観にもよってしまいますので、
今回は静音化前と後でアクセス速度にどれぐらい違いが出るのかを計測してみたいと思います。

使用した機材は以下の通りです。

CPU:Intel Core2Duo E8400
メモリ:DDR2 PC800 2GB
マザーボード:Gigabyte GA-G33M-DS2R
ドライブ:Pioneer DVR-212
HDD:HGST HDP725032GLA360

では、静音化前のHDDのベンチマーク結果を・・・。
CIMG2366.jpg

次に先ほどのツールで標準モードから静音モードに切り替わるところに設定し、
測定しました。
CIMG2367.jpg

あら。あんまり落ちていませんね。(爆
音は確実に変わりますので、もっと影響があるかと思いましたが、意外な結果です。
設定を更に静音モードに振ると、もっと速度は落ちるのかもしれませんが、
切替位置と最静音位置では私の主観では音量に差はないように感じましたので、
大凡の方はこの設定でよいのではないでしょうか?


○まとめ
今回は知っているようで知らないHGST製HDDのテクニックについて紹介させて頂きましたが、
如何でしたでしょうか?
あまり自作PCに詳しくない方は難しい内容だったかもしれませんが、
ウンチクということで取り上げさせて頂きました。
万が一のデータ破損の可能性も御座いますので、チャレンジする方は自己の責任において
お願いしたく存じますが、静音化ののち、HDD静音ケースなどを使用すると、
更なる静音化を望めるかもしれません。

※データはあくまでも参考値です。使用する機材によって際が発生する場合が御座います。
 作業実施はお客様ご自身の責任においてお願い致します。
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■コメント

■Re: HGST製HDDの静音化 [サイバーゾーン]

CrystalDiskInfoってソフトで「機能」→「上級者向け機能」→「AAM/APM設定」で同じこと出来ますよ
http://crystaldew.info/2008/10/25/crystaldiskinfo-20-alpha6/

■Re: HGST製HDDの静音化 [パーツ副将軍]

サイバーゾーン様

コメント有難う御座います。
アルファ版である事を除けば、OS上から操作できるのはよりイージーかもしれませんね。

情報、有難う御座います。
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